むりむりちゃん日記

私が孤独なのは私のせいではない

2019-01-01から1年間の記事一覧

家に数日間エンドレスで引きこもっているときのこと

「沼にはまっていた」とか「ナマコだった」とか「外用の自分とのギャップにやられているのだ」とか、家に数日間エンドレスで引きこもっているときのことをいろいろ言ってみる。 でもなんか違和感がある。 去年(本を出すまでの1年間)はそれでよかったけど…

寺尾紗穂さんのライブ 祖父のこと、亡くした人たちのこと

生き死ににまつわることに関するとすぐに泣いてしまう。 古くは23か24才の大学院生の時、祖父が亡くなって、葬儀で私はひとりで大泣きしていた。 周りが引くぐらい。 呆れて伯父に「おい大丈夫か」といわれるぐらい。(これはとても冷たいと思った。) それ…

本を持って友達に会いに行く旅🐈その①

昨日妹と電話で話していて、妹に私についてわりとひどい言いようをされたから(忘れたけど)、「それ言われて私が傷付くと思わんのー?」とへらへらしながら言ったら、「だって今あなた元気だから何言われても平気でしょ?」と返ってきて驚いた。 「えーそん…

だってハンカチがないからさ!!(小説『夫のちんぽが入らない』感想文』)

ハンカチを忘れた日は最悪で生きていくことができないから、忘れたらコンビニで買うし、万が一職場に着いてから気付いたら友達に相談して予備を貸してもらっていた。 それからは真似して予備のかわいいやつを机の中に入れておくようになった。仕事をやめて職…

出版記念お話会②第一部🍎

開始時間になったけどまだ準備していたら、あたらしいお客さんがやってきた。 Y先生だった。去年のお話会にも来てくれた、前々職場の同僚で、現親友。 先生はうちに遊びに来たり、私のブログも読んでくれていて、12月に手紙をくれた。 その中で、 「いつか本…

出版記念お話会①(まだ始まらない)

お話会が終わったので、その話を書きます。 本にしてみてわかったのは、私は過去のことについて、「書いたことしか覚えていない」ということで、そのことは少し心配になる。 (私にとっての)「クライマックス」のシーンを書こうということと、忘れたくない…

卒業の文章🌸

あたらしく通った学校の卒業にあたって、そのこととこの一年間について書いてみました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私の愛想の悪さは筋金入りで、笑うことができなくて、 人には、「めぐみんは不器用すぎて損してる!」とか「…

本の出版のお知らせ

『快晴元年のアップルパイ』という本を出版することにしました。 ブログに書いていたことや、別の場所や自分だけで書いていたものをまとめました。 ブログという場があったので、書き続けることができました。 読んでいただいてありがとうございます。 また…

2月の終わりに、神戸イツビで

この文章は、神戸イツビで行われたcaves君の個展の最終日に寄せて書きました。 私はその日初めて行った場所でその時初めて会った年下の芸術家に、もうずっと自分が考えていることが伝わらないと感じていることやともかく一人なのだということを、たどたどし…

バナナケーキの夢③

(「菜の花の苦み、トマトの甘さ②」の続きです。読んでなくても。) 作家はエッセイの中でそのバンドの名前を明らかにしていなかった。 音楽に疎い私の頭には何もヒットせず捜査は難航したし、それとは別の理由で切なくなった。 それは、ある友人のことを思…

菜の花の苦み、トマトの甘さ②

(「最新の作品はにんじんケーキ①」の続き。別に読んでなくても大丈夫です。) 借りてきた小説はすぐに読む気になれなかった。私にわからないことや興味の持てないことばかりが書いてあったらと思うと表紙を開くことができなかったし、長い間、これといった…

最新の作品はにんじんケーキ①

土曜日の朝に早起きをして、まだ夢見心地の頭に昨夜寝る前に聴いた曲が流れた。 つまりそれはまだ寝ていないのかと思うような錯覚で夜が続いているような、夜を飛び越えていつかわからない今につながっているような妙な感覚だった。 それは、今でもなく、過…