むりむりちゃん日記

私が孤独なのは私のせいではない

家に数日間エンドレスで引きこもっているときのこと

 

「沼にはまっていた」とか「ナマコだった」とか「外用の自分とのギャップにやられているのだ」とか、家に数日間エンドレスで引きこもっているときのことをいろいろ言ってみる。

 

でもなんか違和感がある。

去年(本を出すまでの1年間)はそれでよかったけど、今ここに来てのこれはただ「サボっている(怠惰)」と、「すねている」というのがどうも正しそうだ。

ということは自分でもうすうす感づいていた。

 

予定がなくて外に出ないと朝起きなくてそのまま起きない。

・・・・・・以下略。

(数日間エンドレス引きこもりの詳細は今回はやめときます。)

(作家の山崎ナオコーラは、〈キラキラとした活動期間のことではなく、「ナマコ」期のことをこそ書いてほしいのだ〉と言っていたから今度書きます💡)

 

ゴールデンウイーク~の1ヶ月の間に、家の用事で頻繁に名古屋に行っていたことは「しごと」と見なすことにしていたが、いよいよそれも大詰めの段階になってきて、「しごと」に集中していたぶん(?)こちらに戻って来ると妙にぽっかり時間が空いてしまったような気がしてぼうっとしていた。

その隙間に「怠惰」と「すね期」がやって来て、ただサボったり、「どうせ書いたとて」という馴染みの幻聴が持病みたいにおとずれた。

その間はSNS系はご法度でお休み。

こりゃあメゲちゃうわけだよねと他人事のように思ってやり過ごしていた。

 

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マイソウルタワー(??)名古屋のテレビ塔でーす。

 

名古屋では、限られた日程の中で、安く身軽に行動したかったためにパソコンを持っていかなかったことや、人と過ごすことがほとんどで集中して物事について考える時間がとれないことが続いて書くことは早々と断念していた。

これは人生のなかの「体験の時間」「インプットの期間」「『ハレ』の空間」なのだと自分に言い聞かせていた。

 

「ハレ」空間では、時間に追われて忙しく、疲れるけど、スケジュールにのっとって流れに任せていればよく、深く思考したりまとめたりする必要がないうえに何かやっている感も味わうことができて満足した。

心地よい疲れってやつだ。

何より、私は一人じゃないのが嬉しいのだと思う。思わずはしゃいで、友達や家族と共に時間を過ごしていた。

 

「ハレ」の後には「ケ」の空間がやって来る。そこに「怠惰」と「すね期」がやってきたというわけだった。(分析終了)

 

今回書きたかったのは「ハレ」⇔「ケ」の分析のことではなくて、「怠惰」と「すね期」の反省でもなくて、

「怠惰&すね」によるエンドレス引きこもりを自分の力で終わらせるべきだ!! ということなのでした。

(珍しくまともなことを言おうとしている……。)

 

「今朝、宝塚の魔法使い(整骨院の先生)のところに行く」という予定を入れていたから、そもそもこの水曜朝がストッパーになることはわかっていた。

それをいいことに(?)、私は日曜日も月曜日も火曜日もエンドレスヒッキー(ヒッキー古……)でいつづけた。

(ちなみにエンドレス中はごはんもあんまり食べない。)

 

しかし今回、その終わりは火曜日の夕方に友達からの「カレー食べに行かない?」というお誘いによって強制的に早まったのだった。

呼ばれて出掛けて行ってカレーを猛然と食べ、あまりのおいしさに感動し、喫茶店に行ってひと休みしてから、心の中にわだかまっていたこと(「すね期」の理由)の断片をぽつりぽつりときいてもらった。

思う以上に励まされ、それらがたぶんお世辞ばかりじゃないのだとすんなりと思うことができた。

それから友達の思いがけない話をきいたりした。

そこにいない人がただよっているような、不思議でとてもいい夜だった。

私はまた書こう、毎日書こうと思った。

友達には、沼(じゃなくて「怠惰」だって)から引っ張り出してくれてありがとうだし、すごいなと思う。

そして、それは自分で(も)やろうと思った。

・自分で自分を引っ張り出すこと。

・引きこもり(疲れて自分のスイッチを切る状態)をしてもいいけど、エンドレスなのは自分で終わらせること。

このことは反省だな、と思った。(まともなこと言ってる。)

 

引きこもっている間、マーキーさんのラジオを聴いていた。

マーキーさんのリスナーで、ラジオを聴いて私の本を知り、買って読んでくれたKさんがいつも通りにおたよりしていて、聴いていたら谷六の(天六だったかな……?)天ぷらうどん(だったかしら……すぐに忘れてしまう😢)が食べたくなった。

私の外で日常は変わらず流れていてKさんは元気なんだなと思ったらなんかほっとした。

夜中に思いきってTwitterをあけて流し見ていたら、友達が「しばらく潜っていましたがそろそろ外に出て息をしてみようと思いますやさしくしてね🐡」と書いていて、なんだみんな同じなのかとまたほっとした。

 

合間に、ヒロティー(DJのヒロ寺平さん)の引退を知った。

ヒロティーのやっている朝のラジオは(寝てるから)全然リスナーじゃないくせに悲しくなった。

別れは死でこわいとやっぱりどうしても思ってしまう。

私はミーハーだから、残りの放送はできるだけ聴こうと思う。

 

それで今朝、宝塚の魔法使いのところに行ったら……。

つづく

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ここがどこかわかんなくなる場所(神戸です!)