むりむりちゃん日記

私が孤独なのは私のせいではない

むりむりちゃん、結婚式を語る♡♡♡

みんな結婚式好きみたいなので、理解されるのかどうかわからないけど、今、結婚式問題についての文章を書いています。

それで、実験的にここにも考えたことを載せてみます。

 

前回(一週間前)の授業で私が口走った「いわゆる家族観」(私が嫌いな)について、あまり伝わらなかったので(苦笑)ここに書こうかなと思います。

 

ずぶちゃん先生が書いていました。

zubunogakkou.hatenablog.com

 

ステレオタイプな家族観が無意識のうちに、そうでない現実を生きる個人を傷つけることはよくあることだろう。(略)

血のつながった家族は仲良くなければならない」「必ず分かり合えるはずだ」「その団結の意志を確認するためにあつまらねばならない」云々。

そういった個人の本音を封じた慣習が形骸化している場合、仕事と同様の苦痛を伴う(しかも無償で)。

(下線引いたのはわたしです~。文字大きくしたのも~。水色にしたのも~。)

 

個人の本音を封印」し、「形骸化」した「慣習」とは何か・・・??

そう、お盆や正月に集まる系の家族の行事のことですね。

 そこではたいてい、(話題もないことだし、)結婚の催促か探りか、コハマダカ? ってカジュアルに呪いかけられる。

あるいは、私が今書こうとしている結婚式ね。

結婚式について、社会学者の岸政彦はこう書いている。

 

そうした幸せというものは、はじめに書いたとおり、そこから排除される人々を生み出す、という意味で、それは同時に暴力でもある。私は友人や卒業生の結婚式に行くことが楽しみだし、実際に心から祝福するけれども、それでも他の来賓が挨拶で「一日もはやく元気な赤ちゃんを」とか「子宝にめぐまれますように」と言うのを聞くと、とても複雑な気分になる。

ここのところで私はいつも、ほんとうに、言葉が出なくなる。幸せが暴力をともなうものだとして、それでは私たちは、それを捨ててしまうべきなのか。極端な話、ヘテロセクシュアル異性愛)の人びとが結婚式をあげるということは、それだけで同性愛の人びと(注:筆者はこの文章の前に、単身者についても触れている)に対する抑圧(注:「呪い」とも言っている)になりうる。私たちはそういうものを、どうすれば祝福できるだろうか。

 

(岸政彦『断片的なものの社会学朝日出版社

 

 

私はもう結婚式には行かないだろうし、祝福するかどうかは相手との関係性によると思っている。

でも、結婚式の暴力性と抑圧の存在について他の人が書いてくれたのは本当にありがたいと思った。

しかも筆者は男性

(私だけが書くと「嫉妬?笑」という斜め上からのブーメラン飛んでくるおそれ。)

立ち読みをしたこの一節のために、この本を買ったと言っても過言ではない。

 

筆者は、人々の結婚式への憧憬を、

 

私たちは、ただ存在しているだけで、おめでとう、よかったね、きれいだよと言ってもらえることはめったにない。だから、そういう日が、人生の中で、たとえ一日でもあれば、それだけで私たちは生きていけるのだ。

 

 

と分析している。

  1. 「何もしてなくても祝福されること」は実現しがたいし、
  2. 実現したとしても、結婚式のように、他者を傷つける可能性を孕む。

  あるいはお盆や正月の集合で起きる出来事のように。

 

私は、①も②も、人々が自分で考えるようになれば変わるものだと思っている。

 

でもそれにはまず、みんなに「家族主義の暴力性」というところから共有してもらわないといけないみたい。

女の子たちには共感を得ても、一般的にはどうなのかな~と思ったのが、前回授業での、とあるやりとりだった。

 

前回授業での私の「いわゆる家族観が無理」という発言に対して、

「家族感って結構好きなんだよね」とかいう、ぼーっとした返しがきたんだけどw

私が言ったのは古来の因習にまみれた「家族観」であって、

うすぼんやりしたイメージの「家族感」のことじゃないんだよね。

いやじゃあもうむしろそっちの「家族感」(家族って感じ)でもいいわ、その「一つ屋根の下」的な、ぬるいが謎の拘束力を持つ伝統が、まさに古くて暴力で嫌だって言ってんの。

 

・暴力性を何も感じないまま再生産するのも、(無知の)暴力なんだぞww

 

そもそもね……、

・生徒の「自己紹介」に対して瞬時にノック(野球の)して返すだけの授業の仕方は、相当の下調べ(もちろん生徒について)と準備がなければ無理なんだぞwww

・人前で喋るっていうことや「先生」と呼んでもらえることは、つまりその特権を何もせずとも有しているってことをきちんと弁えて、安住せず、相手をナメず、相手に応じるための準備や、要求に応えるための準備をしてこなくちゃダメなんだぞwwww

・相手の発言に対してまともに返さず(返せず)、自分の知っていることで応急対処して長々喋るのは……

安倍ちゃんと一緒だぞwwwwwごはん論法🍚

                              

というわけで、場を壊すのもアレなんで、ここにクソリプみたいな文章書いてみました。

これ、発禁処分になるんかな?笑 

いや、ここ民主義国家だよね?

あ、独裁政権か、「自由民主党」という名の与党の、安倍ちゃんのw

 

クソリプの要所要所に、ずぶちゃん先生の文章を引用するのは本当に申し訳ないことなんですが、

すごくいいことを書いてくれているから最後にもう一節だけ。浄化浄化。

 

 

私の家は、誰もその苦痛をあえて受けようとは思わないので集まりはない。結婚していたとしても、常に会いたい意志を持つひと同士今まで通り一対一の関係を続けさえすればいいと思う。血がつながっていようがいなかろうが、しがらみがあろうがなかろうが、会うか会わないかは自分で決めることだ。どうにでもできる。これを機に、友人や生徒とも合宿(ともに暮らすこと)をしたいと思うようになった。

 

 

 

ずぶちゃんは、私が一方的に敬遠して離散しているマイ親戚一家(離散は私だけか)にも、いつか私と一緒に会いに行きたいという夢を語ってくれたことがある。

「血」へのわけのわからないこだわりから、わけのわからない友達が混じる一家団欒への移行。

おもしろすぎる。

パロディ? ウッチャンの『LIFE!』かな?  

劇団じゃん。プレイだね。家族プレイ。

第5話「知らない人が『姪の友達だ』と言ってお盆に家にやって来るの巻」安部公房かーい)。書こかな。

生きてたい気がしてくる。

それから、私には最近できたお友達たちもいて、その人たちともっともっと話がしたいと思っている。

自分が傷つき、こじれている原点まで振り返って戻って、話をする。話をきく。

合宿いいな~。合宿して、とことん話し込みたいです~~

縁切り寺「ずぶの学校」めちゃええなあ!!

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間違いなく、この夏ナンバーワンの帯です~。書店員さんのグッジョブ。

「女子力」って言葉は、はっきり言って呪いにまみれているんだよ~

秋元的なのよ~

シスターフッドで合宿しよぜい♡