むりむりちゃん日記

私が孤独なのは私のせいではない

かめちゃんとどうぶつ王国ピクニック☕🐢

週末のピクニックの話を。
神戸どうぶつ王国に行きました。

卒業生のかめちゃんと一緒です。
かめちゃんを待っているとき、三宮のホームで運命かも…と一人すごく盛り上がっていたのは(すぐに運命と思う病)これです。
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ハシビロコウじゃ~ん
ハシビロコウといえばドラマ「anone」に出てきましたね。

ハリカがカノン君の病院を見つけた手がかりの鳥。カノン君が「ハシビロコウにいつもにらまれている」と言っていたそれは、缶コーヒーと一緒に映るハシビロコウの大きな広告看板だった。
オシャレすぎるんだよ~。

王国にはハシビロコウがいるんだ。
見たい。ぜひ見たい。

かめちゃんはかわいくて、「駅のホームに集合」がピンときてなくて右往左往し、「さすが積年の自転車生活🚴(今は違います)」とからかっていたらひたすら謝っていた。

遅刻も、分刻みの謝罪連絡も、「すすすすみませんっっっ」と言いながらにこにこ!と登場するところも彼女らしくて朝から大笑いした。
かわいすぎる~~。

王国は、すばらしき全天候型施設だった!(なんじゃそら。)

説明しよう。
つまり、 ほぼ屋内とか室内とか屋根付きとかで、太陽とか雨とか暑さとか寒さとか苦手で虚弱な私のような人にもやさしい施設なのです~。

日傘とか帽子とかの気分じゃなくて持っていかなかったくせにKUYOKUYOしてたのと、
最近じりじりと散歩的気候ではなくなってきたことにHARAHARAしてたところだったので、
やったーやったー。ありがとう全天候型。
全天候型ピクニックのはじまりだ!

高校では思ったことがなかったけど、
かめちゃんは、何年も前にアメリカでホームステイした時のホストシスターに似ていた。
ロズっていう名前の、当時9才だった女の子なんだけど。
動物が大好きで、新しい動物に出会うたびに熱狂してとろけていたところとかそっくりだった。

私の動物好きは二人に全然及ばないから、
目を輝かせて動物に走り寄った後、言葉にならないといった面持ちで見上げられると照れてしまって、うまく返せたかどうか。
ふさわしい言葉も持たず、人生も送ってこなかったことをひそかに恥じました。

ハシビロコウはすごい貫禄でアフリカの湿地に君臨していた。
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ほぼ動かないから、枝とかぶったり変な所にいたりするといつまでも見えない。よりよく見える場所を探してうろうろする人間(わたし)なんか完全無視。
ミーハーな私はすっかり魅了され、簡単にとりこになりました。

お昼ごはんの話。
私は適当なコンビニおにぎりを買っていったのに対して、かめちゃんはなんと…
私の分もサンドイッチを作ってきてくれたよ~~👀‼️
そのうえ、温かい紅茶まで‼️
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すごすぎる~。
おいしすぎる~。
気持ちがうれしすぎる~🐰

遅刻の理由はこれだったんだって。
なんてやさしくてかわいくて思いやり深い人なんだ。

かめちゃんは、
どうぶつ王国のことをいろいろと調べてきてくれたり、「お昼ごはんは各自で持っていきますか~? 」のメールとか、
事前の準備からちゃんとしている。

虚弱なくせに着の身着のままの私は「はいは~い」と言うだけ。

これだから、お友達(なのです。もはや。卒業したら友達。)と遊びにいくって楽しいよな~と思う。自分とは違うから、そういうところがおもしろい。

ごはんを食べながらいろんな話をした。
かめちゃんの大学のことや最近考えていること、大学に入って気付いたこと。
かめちゃんは、よく考えてよく悩むところが自分と似ていると言って、二年生の授業のときから共鳴してくれていた。
大学生になって、流されなさ(流されようにも流れていけない…同じ~ワカル~)に磨きがかかっていた。
悩みながらしっかりと決断するところが頼もしいよ。

私は、あの秋と冬に何があったか、今は何をしているかのお話。

絶対に話したかったのは、かめちゃんが私のオランダ旅行を「先生はオランダに絵の勉強に行った!」と勘違いして手紙に書いてくれたことがおかしくて当時は大笑いしていたけど、
今は突然絵にハマってきたから不思議! ということ。
そう言うと、かめちゃんは全然不思議そうじゃなくて、私が大笑いしていたことの方がむしろ不思議といった風で、
「だって先生の絵はすごくいいから、絵と文章をやればいいと思う。同級生の子たちもみんな、先生の絵のこと好きです!!」
と言うので本当に本当にびっくりする。
かめちゃんが、「自分と他人とは、見えていることが違うってことがあるんですねえ~☺️」
とにこにこしながら大人びて言うから、
そうかも…とすんなり呑みこんでしまった。

サンドイッチを食べ終わっておにぎりも1個ずつ食べて、紅茶を飲んで、柿ぴーとポテチを食べながら、ふたりですごくたくさん話をした。
周りは植物であふれていて、すぐそばのケージではいろんな種類のウサギがとび跳ねていた。
足りないものがなく満たされていて、いつまでも話していられるし、途中で休憩してもよかった。
とても自由だった。

それにしても私たちはまだ入国してすぐのウサギのエリアにいたから、少しだけ焦って歩くことにした。

「今日と明日だけはカピバラの誕生会をやるらしいんです~」
とかめちゃんが言うから、アクアバレーに見に行って、カピバラにも人にもすごくやさしいお兄さんにふたりとも恋に落ち、
ステキでしたね♥️
と言って移動したら同じお兄さんが熱帯の湿地でカミツキガメのえさやりを明るく爽やかにしていて、
熱帯の森ではうっかり道に落下したベニコンゴウインコを華麗に救い、
私たちをマルチにときめかせた。
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(ベニコンゴウインコ。信じられない色の組み合わせだよ~)

その後もたくさんの動物を見て、また休憩した。

大学のカフェテリアみたいに、そこら中に気軽に座っておしゃべりできる場所があるのがいちばんの魅力かもかも~。
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目を閉じたハシビロコウ。くちばしは、私のピンクのズボンと同じ柄でした。

しゃべったり歩いたり、同じものやちがうものを見て感動したり、やっぱりピクニックがサイコーなんだよね。

また行こうね~🌞
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