むりむりちゃん日記

春が来てあちこち出かけていろんなこと始めてます~🌷

大吉先生と出会う ~お部屋探しのポイントまとめ(られない)~

 

ついに部屋探しを開始しました。

今回は、あこがれの?? まとめサイト風にやってみたいと思います~ 

 

 

 まず、どうやって部屋を探すか? ひとりで? ネットで? 店舗を訪れる? 私が部屋探しを躊躇していた理由。 

私は、お友達のみさきさんについてきてもらいました。

というのも

  • 私には部屋探しの知恵がなく、
  • ただ、街中に乱立している「〇〇ホーム」とか「〇〇サービス」とか「〇〇マン」とかのチェーンの賃貸仲介会社が苦手(特定の店が嫌なのではなく、その業界に共通する雰囲気が嫌)、ということだけわかっている
  • 無職
  • 保証人問題、

という四重苦だけ抱えている、だけど引っ越したい今の街から離れたいという強烈な思いだけある、という(いつもの)いびつな様相で身動き取れなくなっている状態でした。

 

  賃貸仲介会社が苦手です

 賃貸仲介会社が苦手な理由は、

  • 営業の人が男性、大体苦手なタイプ(イケイケギラギラ茶髪系、体育会系飲み会系、チャライ系)で、自分の希望が伝わりづらく、また、ぼんやりとした意見や希望を言いだしにくい雰囲気や、部屋を見るポイントの相違がはなはだしい。
  • というタイプの集団=店全体。(居心地悪い。)

というのがどうしても嫌なため。あの業界はそういうタイプの人が集まるような気がする。どうしたものか。 

 

 じゃあどうするか? 不動産屋さんの見極めポイント★★★★★

 このような私の訴えに対して、みさきさんいわく、

「わかる。じゃあ、住みたいエリアを散歩して、見つけた個人営業地域密着型っぽい不動産屋さんをねらって入ってみましょ。女性で、なおかつおばちゃんが居てくれたら最強です。女性の視点で見てくれるし、情報通! じゃあ行こう!」

 

ということで出発。駅前のチェーンじゃない不動産屋をねらって、外に出ている間取りを見ていく。よさそうな物件もある。でも、店舗が3階……外から様子がうかがえないのでやめて、ひとまず次に進む。 

 

 そしてそして…… 

みさきさんがグーグルマップで見つけた不動産屋(!!)を目指してみる。周辺にあるお店や建物の雰囲気がアートっぽくて自由業っぽくて憧れる。モヤさま(「モヤモヤさま~ず」)で東京のこんなような場所をぶらついてるの見た。公園もある。もいる。こんな感じ、いいやん! と盛り上がり、本気でその不動産屋を探し始める。……あった! ビルの……5階?! 一階がスーツ屋。間取りの広告も何も出していないから絶対に発見できない。ビルの入り口も見つけにくい。大丈夫かな。狭すぎるエレベーターに乗ってしまうのも恐る恐る、とりあえず3階で降りて階段でゆっくり上ってみる。5階に着いて、そーっとのぞいてみたら、中年の女性と目が合った。女性! おばちゃん! いいかも!

声かけられるままに座る。

が、しかし、すぐに中から男性が出てきて交替しちゃった。

 

がっかり感から立ち直るのはちょっとむりでした。 

 

 それでそれで……

 

よくいるイケイケ系ではない真面目そうな感じの人だったけど、無職のことと、保証人のことをつっこまれる。

「無職だとうーん……、通帳の残高確認とか必要ですねえ。」

警戒されてる。もっともっと話したくなくなる。

それでも、貝みたいな私に対しても、彼はわずかなワードを手掛かりに希望を引き出し探し始めた。

「治安のこととか大事だし、駅から大通りを通って帰れるルートを中心に考えてみますね」と言ってくれる。ちゃんと考えてくれてる。ちょっと心がほぐれてくる。 

 

 

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ちょっと休憩~。アムステルダムの猫。

 大吉先生登場 

説明を聞いているときに、新しい営業マンが登場した。出先から帰ってきたらしい。「賃貸」の担当らしく、バトンタッチの引継ぎを私たちの目の前で手短かに行っている。私に二度手間をかけさせないようにという配慮。でも、目の前の引継ぎはかなり間が抜けていて可笑しかった。自分のことだから自分で伝えられるよ。(貝なのに!?)

「賃貸」担当の人は、一見人あたりのやわらかな、ちょっとだけ女性っぽい雰囲気の男性で、引き継ぎで先の人から話を聞いている時は受け身で穏やかなタイプ。

ただ、途中、先の彼のメモを見て、「ちやす、って何?」と言った時のこと。

先の彼が、「治安が良い方がいいってこと」と答えたら

即座に、「"治安"ね」と言って、先の彼の「地安」なる漢字間違いを真顔でスッと書き換えていたのが面白くて、笑いをがまんするのが大変だった。この人ならなんだかよさそうだと直感で思った。

 

「賃貸」担当さんは風貌が博多華丸大吉」の大吉さんに似ていた。顔だけじゃなく、声も、喋り方(イントネーション)も、発言もそっくりで、私はそれに気付いてからずっと心の中で大吉先生と呼んでいた。

 

あさイチ』の大吉先生

特に最近あさイチの新キャスターになって、ほんわかムードの近江ちゃん(アナウンサー)と、自由にふるまう華丸さんの間で一人、司会進行、受けとめ、制御、ツッコミ、軌道修正、時々毒舌というマルチタスクをこなしている大吉先生をテレビの前で圧倒される思いで観ていたから、それに重ねて、親近感と敬愛の情が一気にぶわっと、そっくりな彼に押し寄せた。

 

 賃貸担当の大吉先生

 

賃貸の大吉先生は、穏やかな雰囲気を醸し出しながらも、地域のことに精通していて、何でもよく知っていた。住みたい場所の近くの"治安"について、

「この辺はデンジャラスゾーンですね」という言葉でサクッと説明してくれ、以降みさきさんが「ここはデンジャー?」と聞くと 「そこは大丈夫です」とか、「デンジャーです」と瞬時に返ってくるスムーズさ(と気軽さ)。

話を聞くのが楽しくて、ついでに西日本一の歓楽街の話とか(「西日本一の生物準備室」*1

 

 

に次いで!! 「西日本一の〇〇」シリーズおもしろい~。)、

「東の吉原、西の△△といわれてますよ。」という話は特に、アムステルダム帰り の、そして花街に興味ある私たちにとって興味津々だった。

盛り上がる私たちに、大吉先生「そこときめきます??」

……フーッ!! 「ときめく」のワードチョイス、しびれる。

 

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アムステルダムの犬。(っていう小説書いてるらしい。いしいしんじ……。)

 大吉先生に惚れこむ

 

さらに大吉先生のいちばんのステキポイントは、その距離感。と、配慮。と、デキル人だということ。と、この仕事が好き。っていうことと、自信。(ポイント多い。)

私の最大の悩みで、誰に聞いても「むずかしいんじゃない?」と言われた、無職で部屋を借りる問題

大吉先生は引継ぎの時点ですぐさまあっさりと、「去年まで働いていたんですよね? またお仕事も探されるつもりで? じゃあ大丈夫! 昨年度の源泉徴収があれば大丈夫ですよ!」

 

そうなの!? と、やったー! と、センキュー!と、ですよね~♪ が一気に入り混じる。

 

何のために働くか

 

だってそのために一生懸命働いていたんだもん。困った時とか、働いてない時だって人生の中にはある。働けるときに働いて、自分(や、できたら他の人)が働いてない時の分を支えたり補ったりする、っていう考え方が普通だと、そうあってほしいと私は思っている。

 

「ワケアリ」物件の私に対する大吉先生の対応

 

そんなことまで話したわけじゃないけど、「ワケアリ」そうな私を(一応、「通帳は見せてもいいです」とは言ったけども)、そんなに深く追求せず対応してくれるのはありがたい。あまり話したくない事情も話さなければならないことを覚悟して一瞬で身構えていたけど、話さなくても通じる人には通じる。人によってこんなに違うんだなあ。(先の彼を批判しているわけではないです。彼は「賃貸」ではなく他の担当らしい。)

 

大吉先生は、女性に人気の雑貨や服のお店の集まる界隈についてももちろん詳しく、「妹がそのエリアで家賃5万で借りたいと言っていて、さすがに無理って答えている」という話をしてくれた。

5万で部屋探しをする妹の存在は今の私にとって身近だし、そういう妹がいるなら絶対に女性視点に立って物を見るようになると思うし、大吉先生の「その人に合わせた部屋を探す」っていうことについての思いも感じられて、私たちをますます安心させた。さらに、お客さんとの距離の取り方がうまい理由(妹の存在)がわかった気もして、すごく納得するエピソードだった。

 

 実際に部屋を見に行く・大吉先生の金言

 

いくつか候補を決めて実際に部屋を見に連れて行ってもらった時も、後輩を運転手に、彼に細かく教えながら会話も弾ませながら(芸人なので)、すこし話を盛りながら(芸人なので)、毒吐きながら(大吉なので)、エリア情報も挟みながら、縦横無尽にマルチタスクをこなしていて、やっぱり大吉先生すごい、と感嘆する。

大吉先生のこだわりは、「自分の決めた家賃の基準を上げないこと」。押しつけがましくならない程度にそれを推してきて、それは大吉先生のポリシーでもあるっぽいけど、それ以上に、エリアと私の希望する家賃との兼ね合い(○○地域なら◇◇円以上は高すぎる、というような)、そして現在の私の部屋についての聞き取りから算出した結論、そして何より、「新しくスタートを切るなら今までとはちょっと違った、グレードは落ちるかもしれないけど、心機一転できそうなところがいいんじゃないですか?」というお言葉。つまり、私は自分の話をほとんど一切していないのに、「退職」・「無職」・「(いずれ)仕事さがす」・「引っ越し」というキーワードで導いた結論、らしくて、その察する能力と深くは触れないことと結論の卓越しているところ(私自身もよくわかっていなかった自分の意志さえ引き出された……家賃抑えたい。)と言い方……。

すごすぎ……。

「絶対に今日決めないで持ち帰って考えてくださいね」と言っていたのもよかった。

 

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 部屋探しにおける超不可欠ポイント★★★★★

 

そして、みさき先生(こちらも先生! 尊敬する人はみんな先生です)についてきてもらったのも、超不可欠ポイントすぎました。

私は引っ越し経験が少なく、特に教員時代の晩年は住む部屋について(も)自分の意志を持たずに生きてきたので、どういう場所に住みたいかとか、譲れないポイントとかがひとりでは思いつかず、ぼーっとしているのですが、家めぐりが好きでこだわりポイントも多く、いろんなことをよく知っているみさきさんに、代弁してもらうように大吉先生に伝えてもらったり、二人の先生の意見や会話、こだわりポイントに関する議論を聞きながら歩きながらしているうちに自分の意志が少しずつ引き出された感じもして、すごく助けてもらった。信頼する友達に部屋探しについてきてもらうのは本当にいいです。ありがたかった。

 

まとめようと思ったのですがまとまらず、感激のまま書いてしまった。

 

 余裕をもって眺める。何のための部屋にしたいか?

 

大吉先生は何回も、

「『すぐに決めてください。なくなっちゃいますよ』とか言うの大っ嫌いなんですよ~」

と言っていて、その理由は、「なくなったらなくなったでそれはそういう縁ってことで。また探せばいいし」

それはその通りだなーと、そう言われたら一歩引いた場所から余裕をもって眺められる。今住んでいる部屋は、赴任地の決定と通達が仕事開始日の直前というひどいスケジュールのなか、土地勘のない場所でほとんど一日で決めたため、最初の設定がもう狂っていた。働くための部屋を決めていたんだな。今度のは、住むためと、その場所で暮らすことを楽しんだり書くための部屋にしたい。そういう意志も見えてきたな。

 

働くおとなに学ぶこと

「住んだ後で絶対後悔してほしくない。そんなことになったら夜眠れなくなっちゃう」というのも繰り返し聞いた大吉名言で、言葉に彼のポリシーが集約されている気がした。

世の中には、組織に所属しながらも、組織に吸収、同化、一体化という変態化を遂げず、自分の能力をフル活用して、そのことに自信と誇りを持ちながら、自分の意志とポリシーをしっかり持って楽しく働いている彼のようなおとながいるんだなあということをまざまざと見ました。この発見に、感動している。

 まとめ(る?)

私は運よくすばらしい先生二人に手伝ってもらって自分の意志を見つけることができましたが、これは最初のみさき先生のアドバイスが効いていると思います。

住みたい場所を散歩して不動産屋さんに飛び込む! 

一見アナログなこの方法が、地道で理にかなっていてとってもよかったのです。

住むかもな~住みたいかもな~と思ってその地域を歩き回るのはわくわくすることでした。大好きな『モヤさま』ブラタモリの合わせ技な感じでした。

 

追記

 

まとめられない私とうらはらに、大吉先生はその後のメールでも今日見た物件の要点をまとめてくれていて、「大吉先生すごいっ」といつまでも感動しながら、同時に、「たしかに自分が賃貸のプロとして自負してやっているとしたら、すぐにこういうメール送るよね」ということで意見が一致した私たちの優勝狙いに行く(獲物は逃さない)属性は、大吉先生と同じ。

 

みさき先生 

 

みさき先生のブログはこちらです。

zubunogakkou.hatenablog.com

ゆるゆると歩き回って、絵や文章をかいたり、踊ったり、作ったり、たくさん楽しいことをしている人です~=^_^=